大阪上陸の「仮面ライダー展」、世代超えた展示内容&限定スーツも

大阪の遊園地「ひらかたパーク」(以下:ひらパー、大阪府枚方市)にて『生誕50周年記念 THE仮面ライダー展』が開幕。昭和・平成・令和と3つの時代を駆け抜けてきた孤高のヒーローたちが一堂に会する。

『生誕50周年記念 THE仮面ライダー展』では「仮面ライダー1号」らが凛々しくお出迎え

1971年に放送を開始した、特撮テレビドラマ『仮面ライダーシリーズ』。二度と人間に戻れない宿命を背負う等身大のヒーロー『仮面ライダー』が架空の組織『ショッカー』の陰謀から人々を守るために闘うストーリー。子供はもちろん、約半世紀となる放送期間、幅広い世代から人気を博している。

同展では、初代から最新のライダーたちが集結。スーツや変身ベルト、新たに編集された特別映像などを通して、これまでの歴史を振り返るという内容に。「あなたと共に生きた『仮面ライダー』は誰ですか?」をメインメッセージに、自身が幼少期に見ていたライダーたちに出会い、自分自身の過去や思い出も同時に懐かしみながら楽しめる。

同展は『仮面ライダー1号』を演じた俳優・藤岡弘のオープニングムービーからスタート。次に『仮面ライダー』の原作者・石ノ森章太郎氏の複製カラー原画やデザイン画等を展示し、その後は『仮面ライダー1号』から順に時系列でシリーズごとにライダーのスーツやバイク、戦闘時に使用するアイテムなどを紹介している。

2022年名古屋を皮切りに福岡、札幌、東京、静岡と各地を巡回した同展だが、6カ所目の大阪会場ではじめてお披露目されるのは、『仮面ライダージオウ』で登場するライダー『オーマジオウ』のスーツだ。平成を生きたライダーを従える絶対的な王として君臨する魔王にふさわしいブラックとゴールドの迫力あるデザインで、実際に撮影時に使用されたものだという。

歴代のライダーの変身ベルトが時系列で展示されている

さらに歴代のライダーが腰に巻いた『変身ベルト』を1カ所に集め、年代とヒーローの名前とともに並べて展示。同展中盤には、悪の組織『ショッカー』に属する怪人たちのグロテスクな立像やドラマでの登場シーンを切り取った写真のコーナーなど、日本を代表するヒーロー『仮面ライダー』の歴史が体感できる大型展示会となっている。

物販エリアでは、「メガネケース&クロス クウガ」(1980円)や歴代のライダーが勢揃いした「タペストリー」(3960円)など同展限定のオリジナルグッズがスタンバイ。開催期間は、9月3日まで、時間は朝10時から夕方5時(最終入場は夕方4時)。場所は、「ひらパー」の「イベントホール」にて。チケットは、一般2200円ほか。

取材・文・写真/宮口佑香

『生誕50周年記念 THE仮面ライダー展』

期間:2023年7月15日(土)~2023年9月3日(日)
※7月20日(木)、9月1日(金)は休業
会場:ひらかたパーク イベントホール(大阪府枚方市枚方公園町1-1)
料金:当日券 おとな(中学生以上)2200円、(2歳〜小学生)1200円
電話:0570-016-855(ひらかたパーク)

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