マツダ 毛籠勝弘 新社長 今後の戦略語る「電動化進め 地元の雇用守る」

6月、マツダの新社長に就任した毛籠(もろ)勝弘 社長が、電動化を進めるとともに「地元の雇用を守りたい」と、今後の戦略を語りました。

マツダの毛籠新社長は、電動化シフトが進む中、北米や中国市場を強化したいと述べました。

マツダ 毛籠勝弘 社長
「北米市場でしっかりと成長させたい。電動化が進む中でもラージ商品を投入し、PHVなども投入して、北米市場をしっかりと伸ばしていきたい。中国市場が一番進展が早いので、現地のパートナーと一緒に電気自動車の導入に向かって着々と手を打っていきたい」

マツダは、2030年には生産する全ての車に電動化技術の搭載を予定しています。EV(電気自動車)の比率は25~40%としていますが、引き続き地元の雇用を守る考えを示しました。

マツダ 毛籠勝弘 社長
「地元の雇用をしっかり守ることだと思う。ここについては、電動化のトランジションを含めて責任ある判断をして、しっかり地元の取引先含めての雇用を維持していけるように取り組んでいきたい」

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