ソン・フンミン、サウジ行き拒否に改めて言及…「本当に興味深いことだけど…」

[写真:Getty Images]

トッテナムの韓国代表FWソン・フンミン(30)が、サウジアラビア移籍を拒否していたことを明かした。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えている。

トッテナムとアジアを代表するスーパースターであるソン・フンミン。今夏の移籍市場ではビッグネームを乱獲するサウジアラビアのターゲットとなり、先日にはFWカリム・ベンゼマ、チェルシーのMFエンゴロ・カンテらを獲得したアル・イテハドからのオファーも伝えられた。

その際、プレミアリーグでのプレー継続を希望する発言をしていた韓国代表FWは、改めて現時点での中東行きに興味がないこと強調した。

現在、アジア・オセアニアでのプレシーズンツアーに参加しているソン・フンミンは、18日にオーストラリアのパースで行われるウェストハムとのプレシーズンマッチに向けた公式会見に、アンジェ・ポステコグルー監督と共に出席。質疑応答の場で改めてサウジアラビアからのオファーについて言及した。

「たぶん、そこに行きたかったら、ここじゃなくて外に出ているはずだよ(笑)。僕はフットボールをするのが大好きなんだ。もちろんお金も大事だよ。それでも、プレミアリーグでプレーするのが夢だし、まだまだやるべきことはたくさんあるんだ。今シーズンも楽しみにしているし、特に昨シーズンはフィジカル面で苦しんだからね」

「つまり、昨シーズンは自分が知っているソニーではなかった。今シーズンは、自分を含めて誰もが知っているソニーであることを証明したい。そして、スパーズに恩返ししたいんだ」

「サウジは明らかに現時点で多くの人が向かう予定の場所で、それは本当に興味深いことだけど、プレミアリーグでプレーするのは僕にとって夢であり、今シーズンを楽しみにしているよ」

また、会見で同席したポステコグルー監督の印象については、かつて同じアジアを舞台に戦った経験、セルティックで韓国代表の後輩がプレーしていることもあり、他のチームメイトよりも親近感を抱いているようだ。

「個人的に一緒に働くことをとても楽しみにしているよ。監督が誰になるか発表されたときは本当に嬉しかったよ。僕らはスコットランドリーグをフォローしていたし、彼がどういった形でリーグを支配していたかも理解している」

「個人的には2015年(のアジアカップ決勝)を思い出すよ。監督の下で素晴らしいアタッキングフットボールを心から楽しみにしているよ」

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