滋賀・伊吹山で72歳男性が遭難か 16日夕方の電話最後に連絡取れず

滋賀県警米原署

 滋賀県警米原署は17日、滋賀県米原市の伊吹山に登っていた大阪市港区、無職男性(72)が遭難した可能性があると発表した。

 同署によると、男性は16日に一人で伊吹山に登り、午後6時ごろ、電話で家族に「下山途中だ」と話した後、行方が分からなくなっているという。午後10時ごろの電話には出なかったといい、家族が17日朝に米原署に届けた。

 伊吹山では12日、大雨で登山道の大規模な崩落があり、米原市が麓からの登山自粛を呼びかけている。

 男性は身長165センチメートルくらいで、白シャツに黒の長ズボン、灰色の帽子姿だったという。

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