“酷暑”の3連休 炎天下でも…静岡県内各行楽地では多くの人が思い出作り楽しむ

猛暑となる地域も多かったこの3連休。炎天下にもかかわらずにぎわいを見せた行楽地の様子をまとめました。

「ボーーーーッ」

運転開始から10年目を迎えた大井川鉄道のトーマス号。3連休の前日、一足先にイベントが開かれていました。これまでトーマス号の運行は昼間の便のみでしたが、ことしはこの日を含めて3回夕方から夜にかけて運行されることに…。県内外から多くのファンや家族連れが訪れていました。

(兵庫から来た家族)

「トーマスに乗るのを楽しみにやってきました」「乗ったことが子どもは楽しいと思う」

(山形から来た家族)

「遠くから来たのでちょうどこの時間があって、ちょうどよく乗れるので良かったです」

一方、この3連休は各地の海水浴場で海開きを迎え“涼”を求めた人で早くも賑わいを見せました。

16日 朝から突き刺すような日差しが注いだ伊東オレンジビーチでも多くの海水浴客で賑わっていました。

(海水浴客 )

「やっと普通の夏になった」

(海水浴客 )

「ここがすごい好き」「バナナボートがすごい楽しかった」

海の家にもたくさんの人が….。関係者によると、海開きをしたばかりにもかかわらずこれだけ多くの人が訪れるのは久しぶりだということで、暑さの中、かき氷が飛ぶように売れていました。

(海の家の経営者)

「昨年までは厳しい夏で商売的に何やっていたかわからなかったが今年はこれで夏がきた期待している」

そして、3連休最終日の17日。

(坂井 太一 記者)

「こちら沼津港です、連休最終日、多くの観光客で賑わっています」

県内屈指の人気スポット沼津港。観光客に人気の沼津港深海水族館では炎天下の中、入場を待つ人の大行列ができていました。さらにお昼どきになると新鮮な魚介を求めた観光客で飲食店の前も大行列。

(富士宮市から来た観光客)

「こんなに待つとは思わなかった」

(富士宮市から来た観光客)

「おいしいので来たかった、こんなに待つとは思わなかった」

(都内から来た観光客)

「美味しい物食べに来ました、三連休なので、多いかなと予想していたんですけど、予想通りかなと」

さらに、旅行のお土産にと干物店にも多く人の姿が…。コロナ禍があけ観光客が戻ってきたことに店員も胸をなでおろしていました。

(四代目弥平 蒔田 絵美さん)

「売り上げいいですね、良く売れてます」「ことしはたくさん来て下さると 思っているんですけど…」「期待しています」

気温が上昇した“酷暑”の中でも行楽地では多くの人が思い出作りを楽しんでいました。

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