兵庫県新温泉町芦屋の浜坂県民サンビーチで16日夜、「浜坂ふるさと夏まつり花火大会」が開かれた。約3千発の色彩豊かな大輪が夏の夜空を彩った。
但馬三大祭りの一つとされる「川下祭り」の本宮に合わせ、地元自治区などでつくる実行委が開いている。実行委によると、町内のほか京阪神地域、鳥取県などから計約5万人が集まったという。
午後8時から浜坂漁港の防波堤から大輪に加え、カニやハート、花などのカラフルな花火が次々と打ち上げられ、大迫力の光の軌跡に観客が歓声を上げた。
同町浜坂の女性(71)は「漁業の町らしい、カニやイカが上がってきれいだった」と目を細めた。(斎藤 誉)