高山線、レール温度上昇で遅れ 最大75分、930人に影響

 17日午後3時10分ごろ、岐阜県内を走るJR高山線のレールの温度が上昇したため、一部区間で速度を落として運行した。専門の係員を同乗させ、レールの変形などを確認した場合に運転を中止するための運用という。JR東海によると、この影響で上下9本が最大75分遅れ、計約930人に影響した。

 下麻生(川辺町)―下油井(白川町)間と飛騨金山(下呂市)―禅昌寺(同市)間で速度を落として走った。気象庁によると、下呂市萩原のこの日の最高気温は37.2度で、平年より7度以上高かった。

© 一般社団法人共同通信社