17日午後3時40分ごろ、立山町芦峅寺の北アルプス・立山連峰の剱岳小窓ノ王付近（標高約2690メートル）の斜面で、男性2人がうつぶせで倒れているのを山岳ガイドの40代男性が見つけ、上市署室堂警備派出所に通報した。富山県警ヘリ「つるぎ」が出動して収容し、引き継いだ救急隊員が死亡を確認した。
署によると、2人が倒れていたのは上級者向けのロッククライミングで登るルートの近くで登山中に転落したとみられる。2人は30～40代とみられ、身長160～170センチの中肉。1人はオレンジ色のナイロンジャケットと薄茶色の長ズボン、もう1人は黄色のナイロンジャケットと紺色の長ズボンを着用していた。
