国内最小とされる「ハッチョウトンボ」が、福井県越前町のビオトープで飛び交っている。
体長2センチほどで、主に湿地に生息しており、雄は全身が赤く、雌は黄褐色と黒色のまだら模様。福井県自然保護センター(大野市)によると、湿地の埋め立てや植生の変化により、県内の生息地が少なくなってきているという。
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毎年ハッチョウトンボの写真撮影に訪れているという越前町の70代男性は「今年も無事に確認できて良かった。小さくても存在感があってきれい」と話していた。