フランクフルトを契約満了で退団した鎌田大地。多くの有名クラブが関心を示してるが、まだ移籍先は決まっていない。
そうしたなか、ドイツメディア『DerWesten』は、鎌田についてこう伝えていた。
「現在、ドルトムントの移籍市場は比較的静かだ。昨季終盤は違った、移籍の噂が飛び交っていた。
当時、最も注目されていたのは、フランクフルトの鎌田大地だった。しかし、この日本人はドルトムントを断ったようだ。
いま、彼はその決断を後悔しているかもしれない。移籍期間がスタートして2週間が経つが、いまだにクラブを見つけられていないのだ。
数週間前、鎌田は欧州の移籍市場で最もホットな選手のひとりだった。だが、彼を取り巻く状況はかなり冷え込んでいる。
この日本人は所属クラブがない、それはしばらく続きそうな気配だ。現時点でどのクラブとも具体的な合意には至っていない。
多くの欧州トップクラブが関心を寄せていることを考えると、これは驚きだ」
「鎌田がギャンブルに出た可能性もある。イタリアへ移籍するためにドルトムントを断ったと伝えられている。
鎌田はミランの獲得候補になっていたが、EU圏外枠が必要になる。つまり、ミランは同じステータスの選手を売却しなければならないが、現時点でそれは予見できない。
フランクフルト復帰の噂もあったが、アトレティコ・マドリーは獲得のチャンスがあると見ているようだ。
ディエゴ・シメオネ監督のもとで地位を確立できなかったジョアン・フェリックスは退団が予想されており、鎌田はその後任候補とされている。
現時点でこれが鎌田にとって最も可能性がある選択肢、そして、唯一の選択肢かもしれない。
数週間前には鎌田のクラブ探しがこれほど困難になるとは想像できなかった。しかし、この日本人選手は本当の移籍窮地にある」
鎌田にはナポリやレアル・ソシエダ移籍が浮上するなど譲歩が錯綜中。
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ただ、急転直下で移籍先が決定することもありえるはずだ。