ポイ捨てのない水橋橋まつりを 実行委がオリジナルごみ袋製作、QRコードでごみ箱や喫煙所案内

ごみ袋の活用を呼びかける実行委員会のメンバー

 22日に富山市水橋地区で開かれる水橋橋まつり(北日本新聞社共催)の実行委員会は、まつり会場でのポイ捨てをなくそうと来場者に配るオリジナルのごみ袋を初めて作った。大江鉄也委員長は「きれいなまつりの運営に協力してほしい」と呼びかけている。

 ごみ袋は縦約50センチ、横約30センチ。水橋橋まつりのロゴに加え、スマートフォンで読み込むと駐車場やトイレ、ごみ箱や喫煙所の場所を確認できるQRコードを添えた。「いつまでも美しい『水橋橋まつり』であり続ける為(ため)に!」の文字も記した。

 実行委員会や水橋地区の自治振興会長らでつくる「水橋橋まつり協議会」が今年4月、持続可能な開発目標(SDGs)活動の推進に取り組む富山市のSDGs推進サポーターに認定されたことを受け、SDGsのロゴや各種目標のアイコンもデザインした。祭りを主催する団体では初めての認定だったという。

 ごみ袋は8千枚用意し、うち7千枚を地元の住民に配った。まつり当日は残りの千枚をまつり本部や露店で配布する。今年は4年ぶりに新型コロナ禍前と同じ規模で開催するため、大勢の来場者が見込まれる。大江委員長は「ポイ捨てのない、気持ちの良いまつりを楽しんでほしい」と話した。

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