雷雨の後のプレゼンテーション。メッシ、2万人のファンに挨拶

写真:2万人の観客を前に意気込みを語ったメッシ ©Getty Images

インテル・マイアミは7月16日、仮のホームスタジアムとして使用しているDRV PNKスタジアムで、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシの入団プレゼンテーションを行った。

同スタジアムの収容人数は1万8000人だが、クラブはより多くのファンの前でメッシをお披露目できるよう、2000席を追加で設置。合計2万枚のチケットは完売となり、スタジアムには多くのファンが詰めかけた。

プレゼンテーションが行われる前、会場付近は激しい雷雨に見舞われ、ピッチ上に設置されたステージは水浸しに。雨が小降りになったタイミングで除水作業を行い、プレゼンテーションの開催にこぎつけた。

「インテル・マイアミの10番、アメリカの10番、世界の10番、リオネル・アンドレス・メッシ!」というアナウンスとともにステージに呼び込まれたメッシは、共同オーナーの1人であるデイヴィッド・ベッカム氏と握手を交わすと、背番号10のユニフォームを受け取って笑顔を見せた。その瞬間に花火が上がるなど、会場は大いに盛り上がった。

そしてマイクを渡されたメッシは、次のように挨拶した。

「インテル・マイアミでの戦いに臨むためのトレーニングをこれから始めていきたい。僕はこれまでに戦ってきた時と同じ目標を持っている。試合に勝ちたい。そしてクラブが成長し続けるのを助けていきたい。家族とともにここに来ることを選び、この街でプレーできることに幸せを感じている。ここでのすべてを楽しむことができると信じているよ」

また、このプレゼンテーションでは、この日、新たにチームに加入することが発表された元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツもお披露目された。ステージに上がったブスケツは、背番号5のユニフォームを受け取った。また、イベントの合間にはメッシとブスケツが会話を交わすシーンも見られた。

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