ローマがレナト・サンチェス獲得の交渉開始、レンタル移籍のみを希望か

[写真:Getty Images]

ローマがパリ・サンジェルマン(PSG)に所属するポルトガル代表MFレナト・サンチェス(25)の獲得に向けて交渉を開始したようだ。

18歳でバイエルンへ移籍し、高い期待が寄せられていたレナト・サンチェス。そのバイエルンでは真価を発揮できず、失意を味わったが、2019年夏に加入したリールで復活すると、昨夏にPSGへ完全移籍した。

しかし、昨シーズンは度重なる負傷もあり、リーグ・アンでの先発は6試合にとどまるなど不本意な結果に。リール時代からの恩師であるクリストフ・ガルティエ監督の退任が決まり、去就は不透明になっている。

そんな中で、移籍市場に精通するジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によると、ローマがレナト・サンチェスの獲得に向けてPSGに接触。オランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥム(32)をPSGに返却し、イタリア代表MFダビデ・フラッテージ(23)の獲得を逃したローマは新たな中盤を求めているという。

一方で、財政難のローマはレンタルでの獲得のみを検討している模様。プレミアリーグ方面からの完全移籍のオファーも期待される中で、PSGがどのような決断を下すかが注目される。

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