交通事故に気をつけて 小学生が祖父母らへ暑中見舞い 五島市の児童クラブ

交通事故防止の願いを書いた「暑中見舞い」を封入する児童=五島市、こもれびの舎児童クラブ

 長崎県五島市下大津町のこもれびの舎児童クラブに通う小学生47人が14日、交通事故防止の願いを書いた祖父母らへの「暑中見舞い」を郵送した。
 夏の交通安全週間の一環で、同クラブや五島署、市交通安全協会が企画した。「暑中見舞い」「車を運転する時や道路を歩く時は交通事故に気をつけてね」と記載された用紙を同署が用意。児童は「安全運転を続けて」「交通事故にあわないで」などと思い思いのメッセージを書き込んだ。
 この日は用紙を反射材などと一緒に封入。福江郵便局員に一人ずつ預けた。神宮司心陽君(8)は「事故に気を付けて、これからも元気で過ごしてほしいという思いで書いた」と話した。
 同署によると、管内の1~6月の人身事故発生件数は9件で、うち6件が高齢者が絡む事故だった。

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