県内ジムから21年ぶりの快挙! ボクシングライト級日本王座獲得の仲里周磨さん「世界に近づきたい」 地元の宜野湾市長に報告

 【宜野湾】宜野湾市出身のプロボクサー仲里周磨さんとジム関係者は7日、市野嵩の市役所に松川正則市長を訪れ、4月26日に東京都の後楽園ホールで実施された日本ライト級タイトルマッチで宇津希秀選手を破り、第64第王座を獲得したことを報告した。

 県内ジム所属の男子選手としては、2002年に東洋太平洋スーパーバンダム級王者となった、ジム会長で父親の繁さん以来21年ぶりのタイトル獲得の快挙となった。

 仲里さんは「2度目の挑戦だったが、絶対にベルトを持って帰るという気持ちで挑んだ。世界的に見てもライト級は層が厚く、厳しい階級だが、世界に近づけるように努力を続けたい」と述べた。

 松川市長は「市から日本チャンピオンが輩出されたことをうれしく思う。市民の皆さまに勇気と元気を与えられたと思う。今後控える防衛戦、世界戦でのより一層の活躍に期待している」と祝福した。

 (名嘉一心)

© 株式会社琉球新報社