大型補強のアーセナル、アルテタ監督も「希望通りの契約に満足」…さらなる補強も

[写真:Getty Images]

アーセナルのミケル・アルテタ監督はチームの大型補強に満足感を示した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

今夏の移籍市場ですでに2億ポンド(約362億円)以上を投じ、ウェストハムからイングランド代表MFデクラン・ライス(24)、チェルシーからドイツ代表MFカイ・ハヴァーツ、アヤックスからオランダ代表DFユリエン・ティンバー(22)を迎えたアーセナル。特にライスの獲得にはクラブレコードとなる1億500万ポンド(約190億6500万円)の移籍金を費やしており、積極的な戦力強化を図っている。

アルテタ監督もこの大型補強には満足感を露わにしており、特にウェストハムで主将を務めるなど24歳にして豊富な経験を備えるライスは、チームにクオリティをもたらしてくれると期待を示した。

「我々がこれまでに結んだ全ての契約は、チームに特別なものをもたらすだろう。ご想像の通り、我々は望んでいた選手たちとの契約に非常に満足している。早い段階で彼らと契約を結べたこともあり、彼らはすぐチームに適応するはずだ」

「誰もがデクランのリーダーシップ、人柄、そして24歳ですでに備えている経験を知っているだろう。彼はすでに何人かの選手と親しく、イングランド代表での関係からほかの選手とも面識がある」

「デクランはリーグ内で非常によく知られた存在で、ウェストハムとイングランドの両方で素晴らしい成績を収めた。彼は多くの資質、リーダーシップ、経験をもたらしてくれる選手であり、適切なポジションで明確な能力を発揮してくれるだろう。我々は彼を獲得できて嬉しいよ」

また、アルテタ監督は今後の補強についても言及しており、状況次第でクラブがさらなる選手獲得に動く可能性はあると示唆している。

「移籍市場はまだ多くの時間開いており、何人かの選手に多くの期待が寄せられている。これから2、3週間でどのような展開になるのか見守る必要があるだろう。まだ行動する時間はあり、選手の放出についても時間は残されている。ここから状況は確実に動いていくはずだ」

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