車のドア開閉スピード向上 トヨタ、後からクルマ進化

トヨタ自動車の先代「アルファード」(右)と「ヴェルファイア」=2015年1月

 トヨタ自動車が既に顧客に販売した車を進化させる事業の一環で、ミニバンの電動スライドドアの開閉速度を上げる施工のサービスを今月始めた。ソフトウエアの更新で従来より約2割スピードアップする。2015年発売の先代「アルファード」と「ヴェルファイア」が対象で、顧客の「もっと速く開け閉めできた方が便利」という声に応えた。

 東京、埼玉、千葉、静岡、愛知、大阪、福岡の7都府県の一部販売店で施工が可能で、料金は1万9800円。開ける際は従来の4.7秒から3.7秒に、閉める際は6.3秒から4.7秒に縮まる。

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