新生銀、9月28日上場廃止 臨時総会で株式併合決定へ

 SBI新生銀行は18日、東京証券取引所への上場が9月28日に廃止されると発表した。親会社のSBIホールディングス(HD)と預金保険機構など国側だけが株主となるよう、9月1日に開く臨時株主総会で株式併合を決める予定で、東証の上場基準に抵触する見込みとなったため。

 SBI新生銀の株式は9月27日を最後に市場で売買できなくなる。SBI新生銀に対し、SBIHDは5~6月に株式公開買い付け(TOB)を実施した後、臨時総会を早期に開くよう求めていた。

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