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愛媛県今治市で一人暮らしの高齢女性が、名義貸しを依頼された後、現金約1200万円をだまし取られ、警察が特殊詐欺事件として捜査しています。
警察によりますと、今年4月上旬頃、今治市に住む70代の無職の女性に建設会社を名乗る男から「老人ホームができる。名義を貸してあげてほしい」などと電話があり、女性は了承しました。
すると数日後、別の建設会社を名乗る男から「名義貸しは犯罪。解決するためには1000
万円必要」などと連絡があり、女性は現金250万円を指定された住所に宅配便で送ったということです。
その後も弁護士を名乗る男から「弁護士会の供託金制度がある」と持ち掛けられ、女性は現金895万円を宅配便で送るなどし総額1155万円をだまし取られたということです。
今月15日に女性が警察へ相談し、事件が発覚しました。
愛媛県内では今年4月にも、大洲市の高齢女性が同様の手口で現金1350万円をだまし取られていて、警察は「電話でお金の話になったら、まずは詐欺を疑ってほしい」と注意を呼びかけています。