綾瀬はるか 『はじめてのおつかい』で地元・広島県の子どもたちの奮闘に感動も、自身の幼少期“おつかい失敗”を思い出し苦笑

俳優の綾瀬はるかが17日放送の『はじめてのおつかい!夏の小さな大冒険スペシャル!2023』に出演。おつかいの様子を見守り、自身の幼少期を振り返った。

この日の放送で、はじめにおつかいの舞台となったのは、綾瀬の地元でもある広島県。世界遺産・宮島で100年以上の歴史を持つ、もみじ饅頭(まんじゅう)屋の息子・莉来(りく)くんが、名物・もみじ饅頭を届けるおつかいに挑戦した。
いつも何かする時は「できない」と弱音を吐いてしまう3歳は、お父さんにおつかいを頼まれても広島弁で「がんばれん がんばれん」と、なかなか勇気が出ない様子。「パパといく」と、駄々をこねる莉来くんに、お父さんは必死の説得を続ける。「頑張れるよ」という励ましの言葉に、莉来くんは涙を浮かべながらもおつかいを決心。もみじ饅頭を背負い、知り合いの美容室とクリーニング店に向かった。

莉来くんを送り出したお父さんは、「大丈夫かな? 大丈夫かな? 大丈夫かな?」とそわそわしている。一方の莉来くんは、観光客でごった返す商店街を抜け、たくましい足取りでおつかいを頑張る。1軒目のおつかいをすませると、調子が出てきたのか元気に駆け出す場面も。地域の人々や野生の鹿に見守られながら、無事おつかいをやり遂げた。走って店に戻ると、お父さんがあたたかく出迎え、「ありがとう莉来。えらいよ」と声をかける。はじめてのおつかいを終えた、莉来くんは誇らしげな笑顔を浮かべた。
VTRを見届けた綾瀬は「やる前って怖いけど、飛び出すと自信にどんどんなっていくんでしょうね」とコメントし、莉来くんに感心していた。

続いてのおつかいは、鹿児島県出水市から。町の漁協で、競りをしているおじいちゃんの元へお弁当を届けるべく、2歳の孫娘・志葵(しき)ちゃんがおつかいに向かった。保育園で先生に「おつかいするの」と意気込んでいたという志葵ちゃん。お父さんから、おじいちゃんにお弁当を届け、漁協で海苔を買ってくるように頼まれ、一生懸命に漁協のある港まで駆けていった。

港に着くと、おじいちゃんをはじめ港の人たちが笑顔で志葵ちゃんを出迎える。無事にお弁当を届け、海苔もひとりで購入。「かってきたよ〜」とおじいちゃんに報告すると、おじいちゃんはお土産に、地元の名産で志葵ちゃんも大好きだというアジを手渡した。

来た道を戻り、家へと帰る志葵ちゃんだったが、突然立ち止まり靴を脱ぎ始める。石が入ったのかと思いきや、志葵ちゃんは靴を左右反対に履き替え再び歩き始めた。 無事に帰宅し、おじいちゃんからお土産にもらったアジを食べた志葵ちゃんは、はじけるような笑顔をみせた。

スタジオでは、突然靴を入れ替えて履いた志葵ちゃんの行動についてトークが展開。タレントで2児の母でもある若槻千夏が、「うちの子も小っちゃい時に、サンダルを履き替えたりしてたんですよ。逆だからやめなって止めてたんですよ。もしかしたら(志葵ちゃんも)普段止められてて、今日誰にも止められないからやってみようかなみたいな」と分析すると、共演者から納得の声があがった。

綾瀬はおつかいの思い出として、「卵をよく買いに行ってて、必ず5個くらい割れてるっていう」というエピソードを披露。番組MCの所ジョージが「みんながそうだろうなと思うこと、ちゃんとやってるんですね」とコメントすると、綾瀬は「今日は行けたと思ったら必ず割れてる。ちょっとショックを受けるっていうのはすごい覚えています」と続けた。

写真提供:(C)日テレ

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