マンチェスター・ユナイテッドは7月18日、イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードとの契約を2028年6月30日まで延長したことをクラブ公式サイトなどで正式に発表した。従来の契約は2024年6月30日までだったが、4年間の大幅延長となった。
ラッシュフォードはマンチェスター・ユナイテッドのアカデミー出身で、2016年のデビュー以来、公式戦通算359試合123ゴールの成績を残している。2022－23シーズンは公式戦通算56試合に出場し、30ゴールを挙げていた。
ラッシュフォードはクラブ公式サイト上で、契約延長の喜びを次のように語っている。
「僕は7歳の少年として、大きな夢を抱いてマンチェスター・ユナイテッドの一員となった。マンチェスター・ユナイテッドのユニフォームを着るという栄誉に浴するたびに、情熱や誇り、成功への決意といったものが僕を突き動かしている」
「この信じられないような素晴らしいクラブで、僕はこれまでにいくつかの信じられないような経験をしてきた。だけど、まだまだ達成すべきことはたくさんあるし、この先、何年にもわたって、トロフィーを獲得し続けるという決意を持ち続けるだろう」
「生粋のユナイテッドファンである僕は、このエンブレムを代表することにどんな責任があるのかを理解している。そして、様々な紆余曲折があるだろうことも分かっている」
「チームが可能な限り高いレベルに到達できるよう全力を尽くすと宣言するし、ロッカールームにも僕と同じ決意を持つ人間が大勢いる。今の監督（エリック・テン・ハフ監督）のもとでどのような将来が描かれていくのか、とても楽しみにしているよ」
一方、クラブのフットボールディレクターを務めるジョン・マータフ氏は「彼は素晴らしい才能の持ち主であると同時に、謙虚で、献身的で、意欲的な若者だ。今のコーチングスタッフと一緒に仕事ができる今の環境は、彼が世界最高のアタッカーへと成長するのに最適だ」と語っている。
