映画製作の2大巨匠、数々のビデオゲームを映画化へ「素晴らしい題材になるゲームがある」

「アクアマン」などで知られる映画監督のジェームズ・ワンとブラムハウスCEOのジェイソン・ブラムが、今後数々のビデオゲームを映画化してゆくという。自身もゲーム好きだというワンの製作会社アトミック・モンスターと、ブラムのブラムハウス・プロダクションが合併を間近に控える中、両者はゲームを題材にした一連の映画を作る予定だ。皮切りとなる作品は、10月にリリースされるホラーゲーム『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』の映画化作品となる。

ワンと共に臨んだ映画サイト、ディスカッシングフィルムのインタビューでブラムはこう話している。「映画の素晴らしい題材になるビデオゲームがあると思います。(『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』は)そうでしたよね。異なるジャンルですが、驚くほど成功を収めた映画でした」

「そして(『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』が)そうなることを願っていますよ。ジェームズは実はゲームに詳しく、私達が作ろうとしている会社にゲーム部門があるんです。ホラー映画の題材となる、さらなる人気ゲームを探してゆくことを楽しみにしています」

また2社の合併は、ホラー映画ファンにとっては朗報だとして「ファンの方々にとって良いニュースは、2、3年毎に映画を出すかわりに、(新作を)毎年出せることです」「よりアトミック・モンスター的な映画もあれば、よりブラムハウス的な映画もります。両社のDNAが私達全ての映画に入っているのです。究極的には、ファンの方々のためにより良い映画を作ることになると思いますし、数も増えるのです」と説明した。

そしてワン監督は「その通りですね。私達が別々の作品でお互いを助け合うと同時に、共同で取り組んでいるもので団結することが、これを非常に面白くユニークな種類のコラボレーションにしていると思います」と続けた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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