映画『バービー』撮影現場 週1回ピンクを着なければ「罰金」 主演女優が「ピンクデー」を発案

女優マーゴット・ロビー(33)が、新作映画『バービー』の撮影現場で「ピンクデー」を開催してチャリティのために寄付を集めていたことが分かった。グレタ・ガーウィグ監督の新作で主役を演じているマーゴットは、週1日バービーのお気に入りの色であるピンクの服を着て出勤し、「そうでない人は罰金」という決まりを作っていたことをケン役で共演した俳優ライアン・ゴズリングが明かしている。

ライアンはピープルにこう話している。「マーゴットは週1日、皆が何かピンクのものを着なければならないというピンクデーを作ったんだ。そして、そうしなければ罰金というね。彼女は罰金を集めて回り、チャリティに寄付していたよ」

そしてピンクデーがキャストとクルーの結束を強めたとして、「本当に素晴らしかったことは男性のクルー達がとてもやる気になっていたことだ。映画の最後に皆で集まったんだけど、彼らは自分でお金を出して虹色のフリンジが付いたピンクのクルー用シャツを作ったんだよ」「マーゴットとグレタが創造したことに対する彼らの敬意と称賛を示す機会だったんだ。それはほぼ、皆が机の上に立って『オーキャプテン!マイキャプテン!』って言う『いまを生きる』の最後のあのシーンのようだったよ」と振り返った。

マーゴットは、ピンクデーのほかにも、映画の中でバービー人形を演じる女優全員を集めたお泊り会も開催したそうで、同じくケン役のシム・リウは、同メディアに「マーゴットはとても素晴らしかったよ。撮影が始まる前にバービー達とお泊り会を開いて、ケン達もちょっと顔を出すか、電話で挨拶するかしてよかったんだ」「だから僕達はサポートを示すと共に、僕達の存在が邪魔にならないようにしたよ。そして全てのバービー達とケン達が入ったグループチャットも作ったんだ」と明かした。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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