東証、午前終値3万2810円　米株高を好感して続伸

　19日午前の東京株式市場は、日経平均株価（225種）が大幅続伸した。前日の米国株高を好感して上げ幅は一時300円を超え、3万2800円台を回復した。日銀が今月下旬の金融政策決定会合で大規模緩和策の継続を決めるとの見方から、外国為替相場が円安ドル高傾向になったのもプラス材料だった。

　午前終値は前日終値比316円41銭高の3万2810円30銭。東証株価指数（TOPIX）は20.63ポイント高の2272.91。

　18日の米株式市場でダウ工業株30種平均は7営業日続伸し、ナスダック総合指数は年初来高値を更新した。東京市場でもこの流れを引き継ぎ、朝方から輸出関連株を中心に上昇した。