ミラン、バレンシアのU-20W杯優勝DFゴンサレスに関心… 移籍説もあるガッビアの後釜候補に

[写真:Getty Images]

ミランはバレンシア・メスタージャのウルグアイ代表DFファクンド・ゴンサレス(20)の獲得も検討しているようだ。イタリア『スポルト・メディアセット』が報じている。

今夏、すでに4人の新加入選手を発表するなど、積極的に補強を進めているミラン。バレンシアのアメリカ代表MFユヌス・ムサ(20)にも目をつけており、すでに個人合意に達したという報道も出ている。

しかし、ミランがバレンシアの選手で興味を示しているのはムサだけではないようで、リザーブチームに在籍するゴンサレスにも関心。ムサとの契約と並行してバレンシアと話し合いを始めているという。

ミランはイタリア人DFマッテオ・ガッビア(23)を売却した場合、ゴンサレスの獲得を検討するとのこと。ガッビアはデンマーク代表DFシモン・ケアーやイングランド代表DFフィカヨ・トモリ、U-21フランス代表DFピエール・カルル、ドイツ代表DFマリック・チャウらとポジションを争う難しい状況にあり、サレルニターナを始めとする複数のセリエAのクラブから関心を持たれているようだ。

また、現時点では右ウイングやセンターフォワード、ミッドフィルダーなどといったより緊急性の高いポジションの補強に焦点を当てているミランだが、これらが一段落した後にバレンシアとの交渉を続ける可能性があるとのこと。ゴンサレスとバレンシアの契約は2024年6月に満了するため、バレンシアからの要求はそれほど高いものではなく、スペインとイタリアの国籍を持っていることからEU圏内枠の選手であることもプラスに考えられているようだ。

ゴンサレスは身長193cmの左利きセンターバックで、5月から6月にかけて行われたU-20ワールドカップ(W杯)ではU-20ウルグアイ代表のリーダーの1人として活躍。同国の大会制覇に貢献した。サンプドリアやジェノア、モンツァといったクラブからも目をつけられているようだ。

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