ユナイテッド、アタランタとホイルンドの移籍金巡って溝…選手とは合意も

デンマーク代表FWラスムス・ホイルンド(20)のマンチェスター・ユナイテッド行きはもはやクラブ間交渉の行方次第のようだ。

メイソン・マウントに続き、アンドレ・オナナを新守護神として獲得しそうなユナイテッド。ここからはストライカー獲得の動きが注目され、アタランタ移籍1年目から有能さを示したホイルンドがターゲットに浮かび上がっている。

当初のターゲットだったハリー・ケインやビクター・オシムヘンがいずれも高額が故にホイルンドに目を移したユナイテッドだが、イギリス『The Athletic』によると、アタランタと話し合うなかで、移籍金額では溝があるという。

当初に移籍金として1億ユーロ(約156億2000万円)を求めたアタランタはその希望条件を7000万ユーロ+アドオン1000万ユーロの総額8000万ユーロ(約124億9000万円)にまで下げたが、ユナイテッドはさらなる値下げを望むようだ。

そんなユナイテッドの方はというと、ファイナンシャルフェアプレーの足かせから今夏の予算が限られ、さらなる補強に選手売却も必要な状況。ユナイテッドは今月、アタランタに金銭+選手譲渡の話を持ちかけて断られているそうだ。

ただ、アタランタに移籍意向を示しているというホイルンドはパリ・サンジェルマン(PSG)からも関心を抱かれるなか、ユナイテッドと個人条件で仮合意済みとも。クラブ間交渉の行方やいかに。

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