ユナイテッド、新守護神オナナの獲得目前! インテルと最大85.6億円支払いで決着

元カメルーン代表GKアンドレ・オナナ(27)のマンチェスター・ユナイテッド行きがもう間近に迫っているようだ。

インテル移籍1年目から守護神を務め上げ、コッパ・イタリア連覇にチャンピオンズリーグ(CL)準優勝に貢献したオナナ。上述のようにインテルでのデビューシーズンが終わったばかりだが、マンチェスター・ユナイテッド行きの噂で盛り上がっている。

ユナイテッドはというと、12年間におよぶダビド・デ・ヘアとの関係を終わらせ、新たな守護神の獲得が急務に。その候補を巡っては様々な名前が浮かんだが、エリク・テン・ハグ監督にとってアヤックス時代の愛弟子であるオナナで落ち着いた格好だ。

そんなオナナは早い段階で個人合意に至り、今やクラブ間交渉が注目どころに。移籍金額やその支払い方法で綱引きが続く状況だったが、イタリアの移籍市場における著名記者のジャンルカ・ディ・マルツィオ氏いわく、クラブ間交渉も決着したという。

両クラブは17日から18日の2日間でオナナの移籍を巡るすべての書類にサイン。ユナイテッドからインテルに支払われる移籍金額はボーナスを含むと最大5500万ユーロ(約85億6000万円)で、あと欠けているものは正式発表のみとのことだ。

オナナはアフリカ人特有のレスポンスを生かしてのセービングだけでなく、持ち前のキック精度によるビルドアップでの貢献度がまた1つの売り。ユナイテッドはこれからアメリカツアーだが、順調にいけばそこから合流となりそうだ。

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