グリーンウッドのアタランタ行きは消滅、ホイルンドの移籍金引き下げに利用できず

[写真:Getty Images]

元イングランド代表FWメイソン・グリーンウッド(21)を巡るマンチェスター・ユナイテッドのプランが1つ立ち消えた。

昨年1月に恋人への暴行など複数の容疑で逮捕されたグリーンウッド。起訴はすでに取り下げられているが、ユナイテッドから科された出場停止処分が解除されたわけではなく、選手キャリアが中断している状況に変わりはない。

エリク・テン・ハグ監督は一貫してグリーンウッドに再起のチャンスを与えるべきと主張しているとされ、今夏のレンタル移籍を提案。複数のクラブから打診があったとされる一方、ここ最近はアタランタへの1年レンタルとなる可能性も浮上していた。

これはユナイテッドがアタランタからデンマーク代表FWラスムス・ホイルンド(20)の獲得を目指しており、移籍金を引き下げる目的でグリーンウッドを交渉に含めるというプランだ。

しかし、イギリス『ミラー』によると、どうやらアタランタはこれを承諾せず、ホイルンドの売却は現金取引しか受け付けないとユナイテッドに通告したとのこと。グリーンウッドがアタランタへ行く可能性は消滅したとみられている。

グリーンウッドの処分解除or継続を巡り、現在でも意見が真っ二つに割れているとされるユナイテッド内部。それでも、近いうちに何らかの方針が示される見通しとのことだ。

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