愛媛県が所有する県民文化会館前の土地について、県は新たな活用策の検討を進めるため19日からホームページでアイデア募集を始めました。
(中村時広知事)
「県有地の有効活用はスピード勝負ですから一刻も早く動き始めなければという想いに至っていた」
県民文化会館前の土地を巡っては、文化交流施設の整備を目的に県が2003年度に購入し、構想が具体化しない中、経済界から水族館の建設計画が持ち上がったものの今年2月に中止されていました。
こうした動きや松山に国際会議が誘致できるコンベンション施設が不足している状況を受け、中村知事は、「集客・交流施設」の整備を含む新たな活用策の提案を19日から愛媛県のホームページで募集すると発表しました。
また、県ではアイデア募集と並行し、県内の経済団体や有識者とも意見交換をしながら新たな活用策についての検討を加速させる方針です。