東証大幅続伸、終値402円高 ほぼ全面高、緩和策継続の見方

東京証券取引所

 19日の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が大幅続伸した。日銀の大規模な金融緩和策が今後も続くとの見方から外国為替市場の円高ドル安基調が一服し、ほぼ全面高の展開だった。終値は前日比402円14銭高の3万2896円03銭。5日以来、2週間ぶりの水準を回復した。

 東証株価指数(TOPIX)は26.69ポイント高の2278.97。出来高は約12億4千万株。

 日銀の植田和男総裁が18日に物価目標の達成には「まだ距離がある」と発言したことで、今月の金融政策決定会合では大規模緩和策の継続が決まるとの見方が広がった。円相場は1ドル=139円台に下落した。

© 一般社団法人共同通信社