川島海荷、“総額5000万円”歴史的名品だらけの豪邸家主を捜査 家主の正体は『殿様』!?

俳優の川島海荷とお笑いコンビ・なすなかにしが、日本テレビ系で7月15日に放送された情報番組『ゼロイチ』に出演。『豪邸家主捜査』で神奈川県小田原市にある古民家の資材をリユースした骨とう品だらけの豪邸を訪れ、家主の正体を推理した。

リユースとは一度使ったモノをゴミにせず再利用すること。
そんなリユースにこだわった豪邸は、玄関の扉からいきなり年代もののリユース品が登場。玄関に使われている引き戸は、およそ150年前の蔵の扉をリユースしたもので、お値段は40万円。川島も「かっこいい。ここ(玄関)に合わせてるとまた違った感じ」とその独特な佇(たたず)まいを高く評価。

この豪邸一番の特徴は、光を採り入れ風通しをよくするために設けられる日本の伝統的な建築様式のひとつ『欄間(らんま)』。この豪邸の和室で使われている欄間は、なんと小田原城で使われていた欄間をリユースしたものだという。その事実を知った中西は「小田原城のものがここにあるということは…殿様じゃない?」と思わずたじろく。那須も「そういう方とつながっているって、骨とう品好きだよね。博物館やってる人とかじゃない?」と家主を推理する。

3人は玄関からすぐの家主お気に入りの部屋を捜査。中に入ると、そこに広がっていたのは、所狭しと並べられた骨とう品の数々。明治時代まではおしゃれとされていたというお歯黒に使う液を入れる『お歯黒壺(つぼ)』や、水戸黄門でもおなじみの『印籠(いんろう)』などの貴重な骨とう品が150点以上並ぶ圧巻の光景に、中西は「ここがもう骨とう品屋やん」とびっくり。家主はかなりの骨とうマニアで、これまで収集にかけた費用は5000万円にも上るという。

3人は1階のリビングでさらなる手がかりを捜索。年季の入った絨毯(じゅうたん)を見つけた那須は「昔はこうやって毛足の向きを変えて、絨毯の色変えて遊んでたな」と絨毯をいじくりながら子供の頃のあるあるに花を咲かせる。しかし、那須が触っている絨毯、実はお値段2000万円の高級なペルシャ絨毯。その事実をスタッフから知らされた那須は「2000万擦ってもうた、2000万円を」と大慌てだった。

さらに人物像に迫るべく、3人は玄関に並べられた骨とう品たちを捜査。骨とう品の入っている箱をよく見ると、『篠崎6』『篠崎7』といったラベリングを発見。川島は「(骨とう品を)作ってるとかじゃないですよね?」と家主の正体は陶芸の師範代ではないかと大胆な推理を展開する。ちなみに、玄関の骨とう品の中で一番の高級品は恵比寿様と大黒天様のセットで、2つ合わせてお値段50万円。

■果たしてこの豪邸の家主とは?

3人は、小田原城にあったものをリユースしたという欄間から家主の正体を『殿様』と大胆予想。

家主の正体は設計から施工、土木、解体など建築に関する全ての仕事をする会社の会長・篠﨑透さん。家主が骨とう品やリユース品にハマったのは仕事で歴史ある古民家を解体したのがきっかけ。小田原城の欄間は、家主が解体作業をした家に小田原城から払い下げした欄間があり、もう使わないということで譲り受けたものだという。

気になるのは骨とう品を入れた箱に記されていた謎のラベリングだが、家主いわく、そのラベリングはこれらの品をオークションに出品する際につけたもので、結局売れずに戻ってきたものだとか。

意外な事実を知った中西は「そんなに思い入れなかった、オークション出してもうてるやん」と肩透かしをくらっていた。

『ゼロイチ』毎週土曜日10時30分から日本テレビ系にて放送

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