蘭越蒸気噴出問題 蒸気抑制目標を前倒しへ

後志の蘭越町の蒸気噴出問題で、調査主体の三井石油開発は蒸気噴出抑制の目標時期を8月中旬に前倒しする考えを示しました。三井石油開発は、当初、蒸気噴出の鎮圧作業を8月下旬ごろに終えたいとしていましたが、きのうの連絡会議終了後、「8月中旬に前倒しできるよう調整していく」との考えを示しました。また、新たに大気中のヒ素濃度の調査を行うことを明らかにしました。一方、会議に出席した蘭越町は三井石油開発に対し、土壌汚染が判明した場合、土砂を除去するなどの対応を求めました。

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