園児の送迎バスで置き去りゼロへ 広島県が安全対策の研修実施

2022年9月、静岡県で、送迎用バスに園児が置き去りにされ、熱中症などが原因で死亡した事件をうけ、広島県は幼稚園や保育園などを対象にした安全対策の研修を行いました。

広島県内の約300施設、400人が参加したオンライン形式の研修では、県の条例で今年4月から設置が義務付けられている安全装置の必要性について説明されました。

永松ディレクター

「車内に園児が取り残されていないか確認をした後、こちらの点検ボタンを押すと音楽が止まります。」

ボタンを押すことを義務化することで、確認意識を高める狙いがあります。

安全装置の設置は、広島県内で57・3%と約半分となっていて、2023年度末までの設置が義務付けられています。

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