運休の阪急電車、8時間半後に再開 ラッシュ直撃、帰宅の足にも影響

阪急電車

 19日午前10時20分ごろから、全線で運休していた阪急京都線と千里線は、午後6時45分から全線で順次運転を再開した。約8時間半にわたり運転を見合わせていたため、午後7時現在、ダイヤに大きな影響が出ている。

 阪急電鉄によると、京都線の総持寺-富田間の上り線で、線路上にある電線の金具が何らかの原因で外れ、走行した電車2台のパンタグラフが破損した。点検と復旧、パンタグラフが破損した電車の収容のため、運行再開までに時間がかかったという。

 帰宅ラッシュの午後6時40分ごろ、阪急烏丸駅(京都市)は、運行再開間近のホームが混雑したため、改札口が封鎖された。仕事帰りのサラリーマンや学生ら大人数が足止めされていた。

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