漆黒の専用カラーを採用したミニの限定車“シャドー・エディション”登場。3ドア、5ドア双方を用意

 すでに円熟期を迎え、BMWのリバイバル以降、一大ファミリーに増殖を遂げたMINI(ミニ)シリーズのうち、オリジナルの系譜を汲む伝統の基幹モデルたるハッチバックをベースとした限定車『MINI SHADOW EDITION(シャドー・エディション)』が登場。専用ボディカラーを採用した3ドア、5ドアの双方が設定された同車は、この7月13日より販売が開始されている。

 イギリス発のプレミアム・ブランドとして、2002年よりBMWグループにて開発、製造および販売が行なわれ、早くも4代目となる次期型ではフルBEVへの移行がうわさされている現行ミニに、モデル末期、日本全国200台の限定モデルが設定された。

 高効率なMINIツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジン(192PS/280Nm)を搭載した『MINI Cooper S』をベースとした今回の限定車は“飾らない強さと走れ。”をコンセプトに、ロンドンのナイトシーンにインスパイアされた光と影をモチーフに、艶めくピアノブラックと印象的なシルバーのコントラストが際立つコーディネートとされた。

 そのエクステリアでは、ミッドナイト・ブラックのボディカラーにシャドー・エディション専用のシルバー・ルーフのコンビネーションとし、標準のクロームパーツをピアノブラックに加飾することでシックで都会的なエクステリアを実現。

 脚元のホイールはミニ・シャドー・エディション専用品の17インチ・シザー・スポーク2トーンを標準装備し、ボンネットおよびフロント・フェンダーにはこちらも専用開発となる特殊加工を採用。見る角度によってブラックからシルバーへ変化する光と影をイメージしたエクステリアに加え、サイド・スカットルやルーフに入れられた“Shadow Edition”のレタリングが、限定車であることを強く主張する。

 一方のインテリアも、外観に合わせて全体をブラックのトーンで統一され、シートはレザレット・シート・カーボン・ブラックや、内装内張りにアンスラサイトを標準装備することでダークな室内空間を実現。ドアシルプレートやインテリア・サーフェスにもシャドー・エディション専用デザインを採用することで、独自の存在感をアピールしている。

 もちろん、基本的な安全装備や運転支援システムも充実しており、前車接近警告機能、衝突被害軽減ブレーキ、レーン・ディパーチャー・ウォーニング機能を標準装備。さらにストップ&ゴー機能付きのアクティブ・クルーズ・コントロールや、パーク・ディスタンス・コントロール(フロント&リヤ)、縦列駐車をサポートするパーキング・アシストなどに加え、各種のコネクティヴィティ機能も多数装備している。

 モデル別導入台数は、ミニ・クーパーS 3ドア・シャドー・エディションが100台、同5ドアが100台となり、全車右ハンドル仕様の価格は467万~479万円(税込)となっている。

MINIカスタマー・インタラクション・センター:0120-3298-14
MINIインターネット・ウェブサイト:http://www.mini.jp

ミッドナイト・ブラックのボディカラーにShadow Edition専用のシルバー・ルーフのコンビネーションとし、標準のクロームパーツをピアノブラックに加飾することで、シックで都会的なエクステリアを実現
脚元のホイールは『MINI Shadow Edition』専用品の17インチ・シザー・スポーク2トーンを標準装備した
見る角度によってブラックからシルバーへ変化する光と影をイメージしたエクステリアに加え、サイド・スカットルやルーフに入れられた”Shadow Edition”のレタリングが、限定車であることを強く主張する

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