米6月住宅着工、8%減 ローン金利高止まり

 【ワシントン共同】米商務省が19日発表した6月の住宅着工件数(速報、季節調整済み)は年率換算で前月(改定後)より8.0%減の143万4千戸と2カ月ぶりに減った。事前の市場予想の148万戸を下回った。

 米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを続けたのを背景に、住宅ローン金利が高止まりしているのが逆風となった。主力の一戸建てが7.0%減の93万5千戸となり、集合住宅も低迷した。全体の前年同月比は8.1%減。

 四つの地域全てで前月と比べて減少し、中西部が33.1%、最大市場の南部が4.4%、北東部が2.1%、西部が1.2%それぞれ減った。

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