ルイス・ディアスにアル・ヒラルが触手? 5000万ユーロのオファー掲示か

[写真:Getty Images]

リバプールのコロンビア代表FWルイス・ディアス(26)に対して、サウジアラビアのアル・ヒラルが獲得の動きを見せている。ポルトガル『レコルド』が報じている。

リバプールは今夏、ビッグネームを乱獲するサウジアラビアのターゲットとなっており、MFジョーダン・ヘンダーソンがスティーブン・ジェラード率いるアル・イテファク、MFファビーニョがアル・イテハド行き間近と報じられる。また、契約満了によって今夏クラブを離れたFWロベルト・フィルミノもアル・アハリに旅立っている。

そういった中、新たなターゲットとして浮上しているのが、コロンビア代表FWだ。

報道によると、今夏の移籍市場でDFカリドゥ・クリバリ、MFルベン・ネヴェス、MFセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチをすでに獲得したアル・ヒラルは、スケールアップを狙う前線の補強候補としてディアスをリストアップ。

新シーズンからチームを指揮するポルトガル人指揮官のジョルジェ・ジェズス監督は、ベンフィカを率いた時代から元ポルトのアタッカーを高く評価していたという。そして、クラブは5000万ユーロ(約78億2000万円)のオファーを準備しているようだ。

ただ、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、リバプールはディアスを今シーズン以降も重要な戦力の一人としてみなしており、オファーを受け入れる可能性は低いという。

また、現時点でディアス本人の意向は不明なものの、先日には直近までMFジェームズ・ミルナーが背負っていた背番号7への変更が発表されており、ケガに苦しんだ昨シーズンからの巻き返しに意欲を示しているように見える。

そのため、選手、クラブにとって断ることができない破格のオファーが届かない限り、ディアスのアル・ヒラル行きの可能性は低いと思われる。

© 株式会社シーソーゲーム