シャビ・シモンズ、PSVからPSGを経由してライプツィヒへ

写真:ライプツィヒへのレンタル移籍が決まったX・シモンズ ©Getty Images

パリ・サンジェルマンは7月19日、オランダ代表FWシャビ・シモンズのPSVからの獲得、およびライプツィヒへの期限付き移籍をクラブ公式サイトなどで発表した。PSGとの契約期間は2027年6月30日までとなり、2023-24シーズンはライプツィヒで過ごすことになる。

シャビ・シモンズは2019年夏にバルセロナのアカデミーからPSGのアカデミーに加入し、2021年2月にはトップチームデビュー。2022年夏、契約満了を機にフリートランスファーでPSVへと移籍した。

2022-23シーズンは公式戦通算48試合出場22ゴールとブレイクを果たし、昨年冬にはカタール・ワールドカップにもオランダ代表の一員として出場。こうした活躍が評価され今夏のステップアップが確実視される中、PSGが彼の保有権を買い戻すことになった。

移籍金の額は明らかにされていないが、イギリスのウェブメディア『スポーツモール』によると、PSGはシモンズを放出する際に600万ユーロ(約9億3750万円)での買い戻し条項を付帯しており、今回はその権利行使を発動することになったようだ。

ライプツィヒでは背番号20を背負うことが同クラブの公式ウェブサイトで発表されている。また、本人は新たな挑戦の場となったブンデスリーガとライプツィヒについて「ブンデスリーガは欧州最高のリーグの一つであり、ライプツィヒはそんなブンデスリーガで最高のチームの一つ」としつつ、若い選手を成長させてステップアップさせるクラブの経営方針を賞賛。その上で、新シーズンの抱負を次のように語った。

「僕はチャンピオンズリーグを定期的に戦うチームに加入した。チームには若い選手と経験豊富な選手がたくさんいて、完璧なバランスを保っている。そして、クラブ全体が成功に飢えている。チームのプレースタイルには強い感銘を受けたし、自分の特徴はこのチームにマッチすると確信している。多くのことを成し遂げられるはずだ。新しいチームメートと一緒にプレーすること、新しいシーズンが始まるのが待ちきれないよ」

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