先日ユヴェントスとの契約が満了を迎えていたコロンビア代表MFフアン・クアドラード。
彼にはサウジアラビアから大きなオファーが舞い込んでいると伝えられていたが、今回同じイタリア・セリエAのインテルに加入することが決定した。
クアドラードはその理由についてクラブのオフィシャルによるインタビューで以下のように話している。
フアン・クアドラード
「昔インテルでプレーしていたイバン・コルドバとは友人なんだ。我々はとても仲が良くて、よく話している。
コロンビア人としてのヨーロッパでの最多出場記録を僕が更新しようとしていたとき、彼に連絡して言ったんだ。『僕にはあなたを超えることはできないよ』とね。すると彼は『いいや、君ならできる』と言って励ましてくれたよ。
そして僕には幸運が訪れた。多くの試合でプレーできたからね。イバンは憧れのアイドルというより、親しい友人なんだ。彼に続いてインテルに加入できて嬉しいよ。
たくさんのオファーがあったが、イタリアは自分にとって第二の故郷だ。家族はこの国に愛着がある。
インテルがどんな影響力を持っているか、世界レベルで誰もが知っている。重要なのは僕と家族が幸せだということだ。我々にとって、故郷に残るチャンスがもらえた」
なお、インテルとの契約は1年であるが、さらに1年延長が可能なオプションが付随しており、年俸は250万ユーロ(およそ3.9億円)になったとのこと。
クアドラードは1988年生まれの35歳。昨季まではユヴェントスでプレーし、8年間で公式戦314試合に出場したことで知られるコロンビア代表選手だ。
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その8年間ではスクデットを5回、コッパ・イタリアを4回、スーペルコッパを2回制覇するなど長く主力として活躍した経験を持っている。なお、今夏はインテルが日本でツアーを行うため、クアドラードも来日する可能性が高いとのこと。