【ジュネーブ共同】国際体操連盟(FIG)は19日、ウクライナ侵攻に伴い国際大会から除外が続くロシアとベラルーシ両国の選手について、個人資格での「中立」選手として来年1月から復帰を容認すると発表した。同日の理事会で決めた。
両国の国内連盟や国内オリンピック委員会との関わりがないことなどを条件とし、来年のパリ五輪予選となる大会への出場も可能となる。FIGの渡辺守成会長は「全ての選手の権利が尊重されることを保証し、体操界が平和を希求しているというメッセージを送っていく」とコメントした。
IOCは3月、個人資格での「中立」選手に限定するなどの諸条件を各競技の国際連盟に勧告している。