知人男性から現金を脅し取ろうとしたとして、警察は暴力団組員の男ら3人を逮捕しました。
20日、警察は広島市中区にある指定暴力団共政会沖本組事務所を家宅捜索しました。
警察によりますと、沖本組組員の男(22)と、設備工の男(19)、自称建設作業員の男(19)の3人は、共謀して、広島市中区流川町の飲食店などで20代の男性に対して「山に行くか殺されるかどっちがいいんや」「家族とか親戚がどうなってもええんか」「刺そうと思ったらいつでも刺せるんで」「誰に借りるんや」などと言って現金を脅し取ろうとした疑いがもたれています。被害男性が警察に届けたため未遂に終わったということです。
3人の認否について、警察は捜査に支障があるとして明らかにしていません。
警察は組織的な関与の有無など、事件のいきさつを調べています。