錦木、10勝で単独首位 「苦手」遠藤を寄り切り

遠藤(右)と対戦する錦木。寄り切りで破る=ドルフィンズアリーナ

 大相撲名古屋場所11日目(19日・ドルフィンズアリーナ)盛岡市出身で東前頭筆頭の錦木(伊勢ノ海部屋、盛岡・米内中)は東16枚目の遠藤を寄り切りで下し、10勝1敗で単独首位に立った。

 錦木は頭で当たり合い、左をのぞかせる。右上手から投げを狙った遠藤に体を寄せ、すかさず前進。右おっつけで棒立ちにさせ、力強い出足で寄り切り、2018年秋場所以来の2桁勝利を挙げた。

 1敗の錦木を2敗で豊昇龍、北勝富士が追い、3敗で大栄翔、若元春、遠藤、新入幕の伯桜鵬が続く。十両は友風が2敗で単独トップ。

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