橋脚が傾いた川辺橋…原因は激しい流れで川底が削り取られる「洗掘」か 岡山県が水中ドローンなどで調査

倉敷市と総社市を結ぶ川辺橋の橋脚が傾いた問題で、原因は激しい川の流れで川底が削り取られる「洗掘」の可能性が高いことが分かりました。

2023年5月8日、高梁川に架かる川辺橋の橋脚が傾いていることが分かりました。

管理する岡山県によると、水中ドローンなどによる調査で、傾いた橋脚の上流側で水深が深くなっていたことから、激しい川の流れで川底の土が削り取られる「洗掘」が起きた可能性が高いということです。

岡山県は「橋本体に異常はなく、前日までに降った大雨の影響で洗掘が進んだ可能性がある」として詳細を調べています。

川辺橋 6月4日

現在、傾いた橋脚と橋げたは撤去されています。岡山県は撤去した部分に仮設の橋をつくるとしていて、8月中の完成を目指しています。

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