近畿で梅雨明け 京都市内は30度超え、青空の下で祇園祭後祭の準備進む

梅雨明けの青空の下で準備が進む祇園祭後祭(20日午前11時42分、京都市中京区室町通六角上ル)

 大阪管区気象台は20日、近畿地方が梅雨明けしたとみられると発表した。平年より1日遅く、昨年より3日早い。京都市内は同日午前中に最高気温が30度を超え、青空の下、祇園祭後祭の準備が進められた。

 京都地方気象台によると、近畿は平年と比べて8日早い5月29日に梅雨入りしたとみられ、梅雨の期間は52日間。府内15地点のうち舞鶴など13地点で降水量が平年値を上回り、京都市中京区など2地点は下回った。向こう一週間は高気圧に覆われ、近畿では晴れの日が続く見込みという。

 気象庁は同日、東海と中国(山口県を除く)でも梅雨明けしたとみられると発表した。

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