開封から興奮が止まらない!”変態”ゲーム専用スマホ「ROG Phone 7 Ultimate」フォトレビュー

ASUSは19日、最新ゲーミングスマートフォン「ROG Phone 7」シリーズを発表した。

本製品は「圧倒的な性能とさらに進化した冷却技術を備えた最強の SIM フリーゲーミングスマートフォン」として、海外発売に続いて日本国内でも発売に。現状最強クラスの処理チップ「Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2」を搭載しており、2製品5モデルにて展開される。

本記事ではそんな新登場の「ROG Phone 7」シリーズから最上位機種である「ROG Phone 7 Ultimate」を体験する機会が得られたので、魅力をフォトレビューにてお届けする。

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「環境よりもゲーマーに配慮」レベルの、ワクワクさせる開封

早速本製品を…と行く前に、開封からレビューとしてお届けします。なぜなら、本製品の最もユニークかつワクワクさせる特徴の一つが「開封」という体験にあるからです。

ここで一つ駄文を失礼。近年発売されるスマートフォンは、環境に配慮して充電器を省いたり、簡便な廃棄ができる「フラストレーションパッケージ」を採用したりする傾向が見られますが、これらの風潮で「開封の楽しみが減る」と感じる人もいるのではないでしょうか。もちろん、環境に配慮することは重要ですが、新しいスマートフォンを購入して開封する際に、小ぢんまりとした箱に入っているとワクワク感が薄れるという意見もあるでしょう。

「ROG Phone 7」はそんな思いを持つ方にこそチェックしてほしい製品であり、「環境に配慮?知らないよ!」と思わせんばかりの、豪勢な化粧箱にパッケージングされています。

実際に開封してみると(意味の分からぬ)装飾プレートが格納されていたりウェルカムカードが封入されていたりと、「新たなスマホゲーム生活の幕開け」を告げるかのような、ワクワクさせる仕様となっていました。

もちろん充電器も付属

まさかの初期設定でゲーム始まっちゃいます

新しいスマホを手にした際、初めての起動で訪れるのは初期セットアップです。SIMカードを挿入し、Googleアカウントにログインし、適宜前機種からの移行や指紋の登録を行います。ここまでは通常のスマートフォンと同様ですが、この製品は他とは異なります。通常の初期セットアップが終わると、まさかのチュートリアルゲームがスタートしちゃいます。

この製品はゲーミングスマートフォンという特性上、一般的なスマートフォンにはない(ある意味クセの強い)変わった機能が搭載されています。これらの機能について紹介するため、初期設定後にチュートリアルが用意されているわけです。

チュートリアルでは、SF感あふれる世界観のムービーが流れており、現代のフラグシップ機でも稀な、165Hzリフレッシュレートに対応した6.78インチAMOLEDディスプレイと画面前面のデュアルスピーカーが映像の臨場感を引き立たせていました。

映像が終わると、ユーザーに「本体を梱包されていた箱の部品の上に置く」ように求められます。先ほど「よく分からぬ装飾プレート」と述べた部分は、実はここで活用されるもので、プレートにはカチカチと押し心地の良いボタンが搭載されています。

こうした豪勢な初期セットアップや装飾は前モデルの「ROG Phone 6」シリーズでも見られましたが、筆者が当該製品を扱っていなかったため、想定外のワクワクを体験できました。ただ高性能なだけでは終わらせない「ROG Phone」シリーズの粋な計らいが伺えました。

端子の配置から背面ディスプレイまでまさに”ゲーム専用”

開封で興奮したところで、続いては「ROG Phone 7」の外観について紹介します。本製品は、既に何度も取り上げている通り、ゲーミングスマホであり、すべてが「ゲームの快適なプレイ」をサポートするために設計されています。

例えば、本体の側面を見てみると、低遅延が求められるFPSやアクション系・リズム系のゲームをプレイするユーザーのために、「3.5mm有線イヤホンジャック」が搭載されています。また、横持ちで充電しながらも快適にゲームをプレイできるように、本体底面の充電用USB-C端子は中央ではなく左側に寄せられています。(さらに左側にもUSB-C端子があります)

フロントカメラ部分はゲームの邪魔にならぬよう、ノッチやパンチホール方式は非採用

そして特筆すべきは、本体側面の両端に搭載されているトリガーボタンです。他社のゲーミングスマートフォンでもよく見られる側面のトリガーボタンですが、本製品は物理ボタンではなく超音波センサを活用しています。センサが利用者の入力を認識し、振動を通じて擬似的な押下フィードバックを提供する方式となっています。

トリガーボタンは各種ゲームにおいてタッチ操作を割り当てることが可能であり、人気ゲームタイトルの一部には「おすすめの割り当て設定」がプリセットとして用意されているため、非常に使い勝手が良いです。

爆熱CPUを冷やすは外付け空冷ファン

ゲーミングスマートフォンは『原神』『崩壊:スターレイル』といったスマホゲーム界屈指の”激重タイトル”も難なく快適にプレイすることができますが、高性能な故に「発熱」という重要な課題も同時に抱えることになります。

しかし、本製品には専用アタッチメントとして「空冷クーラー」が付属しているのです。先程の開封時に(話が混乱しないよう敢えて)紹介しなかったのですが、本製品の化粧箱がやたらと大きかった理由はこの空冷クーラーが同梱されていたからです。

この空冷クーラーは先ほど紹介した本体左側面のUSB-C端子に接続して使いいます。もちろん本製品のために設計されているものであるため、接続時はロック機構により頑丈かつ外れない仕様になっています。それでは実際、どの程度”空冷”による恩恵が得られるのかについてですが、別途ベンチマークテストを実施したので、後日記事にて詳しくご紹介できればと思っています。

さらにこの空冷クーラーはただ単にデバイスの発熱を抑えるだけでなく、本体にトリガーを搭載しているため、コントローラーとしての役割も持っているのです。ここ数日日本全国で厳しい暑さに見舞われていますが、この空冷クーラーを本体と一緒に使うことで手元を涼しい状態でプレイすることも可能になるわけです。

以上、7月21日発売の最新ゲーミングスマートフォン「ROG Phone 7」をフォトレビューとして紹介しました。本製品はただ単に製品のクオリティが高いだけでなく、開封の楽しさも含めた”体験のクオリティ”も非常に高い製品であることが印象的でした。12万円〜と相応の価格設定ではありますが、ゲーマーの皆さんは必見の1台です。

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※製品協力: ASUS JAPAN,編集部=塚元

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