トルコ地震救援で感謝状 総務相、消防職員ら17人

 2月のトルコ・シリア大地震で国際緊急援助隊として現地に派遣された東京消防庁、福岡市消防局などの消防職員ら計17人に松本剛明総務相が20日、感謝状を贈呈した。松本氏は「極寒で余震が続く状況にもかかわらず捜索、救助に全力を尽くした。国際貢献としても大きな意味をもたらした」とたたえた。

 対象は総務省消防庁の職員1人と7消防本部の消防職員16人。感謝状を受け取った東京消防庁の中村秀雄消防司令補は、取材に「日本とトルコの両国に対し、人命救助の形で国際貢献できたのかなと思う」と話した。

 援助隊は、トルコ南東部の建物倒壊現場で捜索や遺体収容などの活動をした。

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