容姿を侮辱、「ちゃん」付け、ペンで腕つつく 部下にセクハラ・パワハラ 警察官2人処分 

京都府警本部

 部下らにセクハラやパワハラをしたとして、京都府警監察官室は20日までに、会計課の40代男性警部と、高速隊の50代男性警部補を本部長注意の内部処分とした。処分はいずれも6日付。

 府警によると、警部は2021年10月~今年4月ごろ、男女数人の部下に対して業務中に容姿を侮辱し、能力を否定するセクハラとパワハラを繰り返した。警部補は昨年4月~今年1月、同じ職場の女性職員数人と会話する際、名前に「ちゃん」を付けたり、指やボールペンで腕をつついたりするセクハラをしたという。

 府警の調査に対し、警部は「人間関係ができているので大丈夫だと思った」、警部補は「意識せずやっていた」と説明したという。

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