静岡県は、マダニが媒介する感染症「日本紅斑熱」に静岡県熱海市の60代の男性が感染したと発表しました。県内では今年3例目で、男性は一時入院しましたが快方に向かっているということです。
県によりますと、「日本紅斑熱」に感染したのは熱海市の60代の男性です。男性は11日、発熱や発疹などの症状が出て病院に行ったところ、右腰をマダニにかまれたあとがあったということです。
男性にはマダニにかまれた自覚はありませんでしたが、刺し口があったことや農作業をしていたということから、マダニにかまれ、日本紅斑熱に感染したと推定されるということです。
県内で日本紅斑熱の患者が確認されたのは、今年3例目で、男性は一時入院しましたが、現在は快方に向かっているということです。
県では、マダニの活動が盛んな春から秋にかけてレジャーや農作業などで野山や草むら、畑などに入るとかまれることがあるとして、肌の露出を少なくすることなど注意を呼び掛けています。
また、発熱や発疹がみられる場合は、早めに医療機関を受診するよう呼びかけています。
