日本を訪れる外国人旅行客数の回復が続く中、熊谷知事は７月２０日、そうした訪日客を千葉県内に呼び込むため、「さらに発信していきたい」と述べました。
千葉県 熊谷俊人 知事
「佐原もそうですし県内各地域、大変外国人の方が多くなってきている。もっともっと館山・南房総を含めて県内広い地域に外国人の方々に足を運んでいただきたいので、さらに発信していきたいし、滞在日数、単価も含めて上げていきたい」
これは、熊谷知事が２０日の定例会見で述べたものです。
熊谷知事は会見で、外国人旅行客を県内に呼び込むため、対象国ごとに戦略を立てて取り組んだり、海外で誘致活動を行ったりしていると説明しました。
県によりますと、２０２２年度はコロナ禍が落ち着いた２０２２年１２月以降、職員が台湾やタイ、それにベトナムなどを合わせて７回訪れ、観光展への出展や旅行会社へのセールス活動を行いました。
２０２３年度もすでに台湾を３回訪れ、さらにマレーシアやタイへの出張も予定しているということです。
県観光誘致促進課は、「海外での誘致活動が実際に団体バスツアーにつながっている」と手応えを語っています。
