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鉄道やバスなどの交通機関が不便な地域の住民の買い物を支援しようと、千葉県柏市内で7月20日、タクシー事業者や行政などが連携して、「乗合タクシー」の実証実験を始めました。
柏市弥生町で開かれた乗合タクシーの出発式には、柏市の太田和美市長をはじめ地域住民約50人が参加しました。
この取り組みは、バスなどの公共交通機関がない、いわゆる「公共交通空白地域」の弥生町の住民を対象に、乗合タクシーでスーパーマーケットに買い物に行くことができるようにするものです。
利用料金はひとり往復500円で、週に1度、町内の停留所とスーパーマーケットを往復するということです。
柏市と市内のタクシー会社、それに弥生町会の連携により実現したもので、市の担当者は「都度、利用状況を見極めながら運行方法を検討していきたい」と話しています。